iMacの動作が遅いためHDDからSSDへの載せ替えを決行することにした。

メインで使っているマックブックプロがSSDなので、SSDを一度使うと二度とHDDには戻れません。起動、ウェブページの読み込み、ファイルの保存とコピーがどうしても遅い。
ファイル自体が5GBなどの大容量のため、バックアップとファイル間の移動にどうしても時間がかかります。何度も検討した結果、SSDの価格も以前から下がっているため決意しました。自転車でSSDを購入にいきました。

iMacのSSDの候補は3種類。Crucial 500GB、 Samsung500GB、 LITEON480GB、インテルの4つ 。Crucialはアマゾンのランキングで1位の商品でした。サムソンはCrucialよりやや安い。インテルはCPUとの相性がなんかよさそう。サイクリングのついでに市内のパソコン工房に寄ると、たまたま決算セールでLITEONのSSDが9800円でした。聞いたことのないブランドなので調べてみると恵安が輸入販売しておりました。恵安の名前は知っている。フラッシュドライブは東芝で、台湾製。Crucialはmade in China、 Samsungは言わずと知れた韓国のメーカーです。Crucialもあまり聞いたことがないブランドだなあ。ハードディスクであればウエスタンデジタル、シーゲート、東芝、日立などアメリカや日本のメーカーが主流で、若干安いものだとサムソンが主流だったのですが、フラッシュドライブになってメーカーも様変わりしたようです。やはり、日本のメーカーの応援もかねて、容量は480GBとやや少ないのですが、セールでお値段もリーズナブルだったためLITEONにすることにしました。
iMacのハードディスクの交換のために、本体の開封方法をネットで調査。個人?のページが詳しく掲載されており大変助かりました。また、iFixのページとyoutubeで手順を確認。iFixやyoutubeで使用しているような専門ツールは手元にはありません。あるのはピザカッターとクレジットカード類。ピザカッターは内部を傷つけそうな気がして使用を断念。iMacのディスプレイの隙間を見てもほとんど隙間はありません。クレジットカードは入らない。紙製のガソリンスタンドの割引カードを差し込むと、入りました。しかしディスプレイと本体を固定している粘着テープを剥がすほどの強度もない。カード入れのカードを見てみると、すべて厚い。その中で、紙製でコーティングしているカードを発見!献血カードです。献血カードはわずかな隙間に入り強度も十分。献血していてよかった。
献血カードを差し込み、上部左右の3辺にさしこみスライドし、粘着テープを剥がします。ディスプレイ―と本体を剥がして、ケーブルを2本抜きます。1本は単純に引き抜くだけ、1本はロックがかかっております。注意深く引き抜きますと、貝のようにディスプレイを開くことができます。定規などでディスプレイがおりてこないように固定し、ハードディスクを固定している4本のネジをT–10で外します。カバーを取り外し、ハードディスクのケーブルを抜くと取り出せます。ハードディスクの両側のスポンジゴムのブラケットを外し、SSDに取り付けます。その後、逆の手順で元に戻します。
電源を入れると自動でマックOSをダウンロードすると某ホームページに記載されていたのですが、画面に全く何も表示されず。何故???
もう一度、参考にしたホームページをよく読んでみるとファーマットしてなかったね。
Mac で使用できるフォーマット形式や方式(パーティションマップ)が色々とあり、それぞれ特徴があることが判明。以前に比べて増えているね。macOS High Sierra (バージョン10.13) のリリースより APFS (Apple File System) が導入されたそうで、色々な形式があるのですが、APFSを選んでフォーマットしてみました。
選んだ理由として、APFSの特徴の、ファイルコピーの高速化とファイルが壊れにくいため。
MacOS High Sierraより以前のOSではマウントされないそうですが、まあ、以前のOSは使わないのでAPFSにしました。
LITEONのSSDはフォーマットされていなかったので、再度SSDを取り出して、USBで手元のMacBookProに接続。MacBookProのディスクユティリティでSSDをフォーマット。フォーマットが終わるとマックブックプロで認識できました。ついでにMojayveもダウンロードして、インストール画面から外付けしたSSDを選んでインストール。Apple id等を入力して無事に終了。
再度、iMacを開けて、SSDを装着。電源ケーブルを接続して電源を入れます。
無事に起動。SSDにはOSをすでにインストールしていたので問題なく起動しました。
感想としては速い!!!満足です。
ワコムの液晶タブレットで作業を基本するのですが、その時はマックブックプロを使用しています。その後に修正するときにimacの大画面で拡大して細かいところを修正するのです。2台使用します。その間にはファイルの移動が必要です。WiFi経由のAirDropでファイルをやりとりしていたのですが、どうしても時間がかかります。
マックブックプロとiMacをサンダーボルト(Mini Display Port)でつないでみることにしました。ケーブルを双方に接続します。
システム環境設定の「共有」から「ファイル共有」オプションを選択すると、ローカルネットワーク上のMac。が見えるようになります。
接続するMacの「システム環境設定」から「ネットワーク」を開くと、自己割り当てIPを持つThunderbolt Bridgeが表示されます。 Thunderbolt Bridgeが表示されない場合は、+ボタンをクリックしてIPアドレスをメモしてください。
接続している2番目のMacでThunderbolt Bridgeが有効になっていることを確認します。
接続しているMacで、「システム環境設定」→「共有」を開き、「ファイル共有」を有効にします。
接続先のMacで、「Fnder」→「実行(Go)」→「サーバーに接続」を開きます。
メモしたIPをServer Addressボックスに入力し、接続(Connect)をクリックします。
表示されるダイアログボックスで、接続するマシンのログイン認証情報を入力し、[接続]をクリックします。
マウントするボリュームを選択し、「OK」をクリックします。
接続すると、選択したボリュームが共有ドライブとして表示されます。
ファイルのやりとりが、速くなりました。